|
|
> No.1157[元記事へ]
あさんへのお返事です。
> 漢字「波」と「佳」の解字(甲骨文字からの変遷)などを知っている方は教えてください!!
波、佳はどちらも形声文字だと思われますが、そもそも甲骨文にあるのだろうか、と興味を持ちました。
手元の史料で調べたところ、波、皮、佳、圭は「甲骨文編」にはありませんでした。
かろうじて、皮、圭が「金文編」にありました。
推測するに、金文の時代に皮、圭が現れて、その後になって、波、佳が現れたものと思います。
どちらも説文にはあります。
以下、藤堂氏と白川氏の字源説です。
【皮】
(藤堂説)会意。「頭のついた動物のかわ+又(手)」で、動物の毛皮を手でからだにかぶせるさま。
(白川説)獣皮を剥取する全体象形。
【波】
(藤堂説)会意兼形声。水面がななめにかぶさるなみ。
(白川説)形声。皮に表面の、うねうねとつづくものの意がある。[説文〕十一上に「水涌きて流るるなり」とするが、水流の動揺することをいう
【圭】
(藤堂説)土を重ねた会意。
(白川説)象形で圭玉の形。
いずれも、意味は諸侯を封ずるときの瑞玉。
【佳】
(藤堂説)会意兼形声。圭は、土を△型に形よく積んだことを示す会意文字で、△型にきれいにかどだつの意を含む。
(白川説)形声。〔説文〕八上に「善なり」とあり、人の佳善なるをいう。
|
|